「あたらいいね」から「つくりたい」小規模多機能施設

2005年9月8日 00時04分 | カテゴリー: トピックス

暖かい人と人のふれあい、困ったときの頼もしい味方 江東版「このゆびとーまれ」

 介護保険制度が始まって5年。介護の社会化は進んだ、いやまだまだと評価は様々ですが、今年の10月から介護保険法が改正され、新たな制度が始まります。
江東ネットでは介護保険制度が始まる前年から5年間継続した調査活動に参加、その間江東区へ制度見直しの提案をしてきました。
しかし、活動をしながら感じたことは、高齢者だけでなく子どもも障がいがあってもなくても一緒に過ごす場所があったらいいねということでした。

 富山市で93年開所された要介護高齢者、障がい者(児)、乳幼児の預かり施設を一体化した小規模多機能施設、NPO法人デイサービス「このゆびとーまれ」の理事長年惣万佳代子さんの講演会でその実践を聞きました。
垣根のないものをつくることは、現行の縦割り制度では難しいとされるなかで、必要とされるものをやっていくことが評価され、やがて富山県が高齢者施設、障がい者施設と区別しないで補助金を出すような柔軟な運用が行なわれるようになり、このような行政の柔軟な補助金の出し方を「富山型」と呼び、今では全国へと広がっています。「このゆびとーまれ」では少人数の高齢者、障がい者(児)、乳幼児を一つの場所で単に介護を受ける立場にとどまることなく、互いに世話をしあい交流の場となっている様子をビデオでみると、江東区にはないこのような施設があったらいいねという夢はふくらみます。
 江東版「このゆびとーまれ」をつくるには市民と行政の協働が必要です。惣万さんの講演会をスタートに、夢の実現にむけての市民活動が芽生えています。

惣万さんからのもう一つの情報   
http://www.clc-japan.com/takurousyo_net/
第2回「地域共生ホーム全国セミナー」inとやま
場所 富山国際会議場
とき 10月15日(土)・16日(日)
私たちの『思い』を『活動』にして、富山型デイサービスが生まれて12年がたちました。10年を記念して2003年9月に開催された、第1回「地域共生ホーム全国セミナー」inとやまでは「お年よりも障がい者も子どもも一つ屋根の下で、通って、泊まって、住むことが出来る制度を」と提案がなされ、それらが『特区や制度』へとつながりました。
今回は、地域共生ホームの意義とこれからの課題についてみんなで考えあうことを目的に開催します。
◇主催 第2回「地域共生ホーム全国セミナー」 in とやま実行委員会
◇問い合わせ:「全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)
電話022−719−9240、FAX022−719−9251、E-mail:clc@clc-japan.com