今、地域に必要な機能「小規模多機能、共生ケア」

2006年4月22日 11時51分 | カテゴリー: トピックス

惣万さんの活動から学び実現へ

 05年12月、予測より早く人口減少が始まり、15年には65歳以上の人が4人に1人となろうとしています。そして、この少子高齢化と都市化は、地域での関係性を希薄にし、住み慣れた場所で安心して暮らし続けることに不安を感じさせます。一方で地域に暮らす人たちが、障がいがあってもなくても赤ちゃんからお年寄りまで世代を越えた交流と支え合って過ごす場所として、小規模多機能で共生型施設が全国に広がりつつあります。13年前、その先駆けとなった富山市のデイケアハウス「このゆびとーまれ」(惣万佳代子理事長)などに学び、ノーマライゼーションの実現をめざした市民による取り組みが、ここ江東区でも始まりました。そして今、大きな施設で提供される「画一型」サービスではなく、「誰も断らない」ことを理念としたケアと場を提供する、市民がつくるデイサービス施設がまもなく初開設されるのです。このような共生型小規模施設は、歩いて行ける範囲に必要とされているにもかかわらず開設を難しくしているのは、既存の縦割りの福祉行政にあります。単に介護を受ける立場にとどまることなく、互いに世話をしあう共生ケア施設は、地域にぜひほしいしくみです。  
江東ネットは、市民と連携し実態をつくりながら、新しいしくみの必要性と「地域資源」の活用を可能にする制度改善を行政に提案していきます。