〜田中 優さん講演会〜

2006年7月7日 15時12分 | カテゴリー: トピックス

あなたの子どもに何を残しますか?!

資源エネルギー、地球温暖化、オゾン層破壊、有害な化学物質汚染、ごみの最終処分、100年後の日本にはどのような環境が待っているのか。着実に破壊の道を歩んでいる地球環境に対して、私たちは何ができるのかなど田中 優さん(未来バンク事業組合理事長)から聞きました

地域の反原発運動から環境問題に入り環境破壊のメカニズムをとき明かす田中 優さん。今、環境問題で最悪の事態となっていると六ヶ所村プルトニウム再処理工場の放射能汚染を指摘。『この再処理工場の放射能汚染は、海流に乗って三陸海岸までが拡散し蓄積する。わずかな濃度の放射能は、微生物が栄養と間違え摂取、それが大きな動物の生体で濃縮されていく。食べ物から体に取り込む放射能(体内被曝)は、外側から浴びるよりも、はるかに危険で、胎児・乳児には深刻な影響を及ぼしている』と警告。数字の持つ意味を読み解く、見破ることが重要である。解決には、『自ら政治家になったり、影響を与えられるポジションから変える方法』、『となりの人に話したり、多くの人たちのムーブメントから変える方法』、『全く別な仕組みを考え、現実に新たなやり方をやってみせる方法』があること、私たちが無理なく取り組める具体例を挙げて、まだ環境問題解決の可能性があることを明言された

田中 優さんの新刊紹介5月10日発売 
「戦争って,環境問題と関係ないと思ってた」−平和をあきらめたら、地球に誰も生き残れない−480円+税(岩波ブックレット) 

<著者自身の紹介文>
 平和をあきらめて、環境問題の解決だけ進めたらどうなるか−−それを真剣に調べてみました。やっぱり人類は生き残れません。ではどうしたら戦争を止められるのか、戦争の原因はどこにあるのか−−それを調べた結果は、エネルギーの問題と金儲けの仕組みにありました。どちらも私たちの生活と密着した問題です。ところが戦争の現実は、エネルギーや金儲けのフィルターを通して見ると現実感がなくなります。このままでは戦争の悲惨さを実感したり、その悲劇に共感したりすることもできません。
 では、どうしたら戦争の悲惨な現実に共感できるのか、戦争をさせないために、どう社会を組み換えていったらいいのか。それを一緒に考えてほしいと思います。そのきっかけになる一冊のつもりで書きました。ぜひ手にとって見てほしいと思います。あきらめずに平和を求めることは、環境問題の解決にもつながるのです