「あったらいいね」が「実現しました!」

2006年9月28日 21時25分 | カテゴリー: トピックス

今、必要なのは、小規模多機能・共生ケア

05年4月、小規模多機能・共生ケアの先駆けとなった富山市のデイケアハウス「このゆびとーまれ」(惣万佳代子理事長)などに学び、ノーマライゼーションの実現をめざした市民による取り組みが、江東区でも始まりました。そして、調査活動や学習会と積み重ねながら、06年9月、『あったらいいねの思い』を『利用したい方は誰も断らない』ことを理念としたケアを提供する、デイサービスが実現しました。
お年よりも障がい者も子どもも一つ屋根の下で、通って、泊まって、住むことが出来る施設をと将来の夢は大きく描きながら、先ずは通う施設からスタートしました。
定員は、介護保険によるデイサービスと自主事業の誰でも利用できるデイサービスと一時預かりとで13名。小さな施設だからこそ可能なことは、決められたプログラムでみんなが同じように過ごすのではなく、ひとり一人に寄り添ったケアを家庭的な場所で行うことができることです。

しかし、このような共生型小規模施設は、必要とされているにもかかわらず開設を難しくしているのは、既存の縦割りの福祉行政にあります。単に介護を受ける立場にとどまることなく、互いに世話をしあう共生ケア施設は、地域にぜひほしいしくみです。初めの一歩を踏み出した市民による実践は、これからもさまざまな応援と同時にこの新しいしくみの必要性と「地域資源」の活用を可能にする制度改善が必要です。
日々の取り組みを実績としながら、市民による模索は続きます。