みんなの「ひとこと」がまちをつくります。市民政策…作成中!

2010年12月5日 13時51分 | カテゴリー: 江東・生活者ネットワークREPORT

報告/江東ネット 政策委員長 ずし和美

 江東ネットは、これまで、10年間継続して行った介護保険基礎調査調査をはじめ、5年目となる川の調査、子どもの居場所調査などさまざまな調査活動やアンケート活動を行い、まちや地域の課題を足もとから考え、具体的なしくみづくりをめざし提案しています。
 江東区民の定住傾向は8割を超えています。住みよいまちや地域づくりのキーワードは「身近にあったらいいな」「こうだったらいいな」。地域の課題を集めることから始まる「ひとこと提案」、市民政策づくりを報告します。

親子で川の調査活動 自然を残した水辺空間を 
 小名木川の万年橋とクローバー橋、大横川の平野橋、仙台堀川の4地点の水を採取し水質調査をおこないました。調査当日「水質はどうですか?」と興味深そうに立ち止まる男性や、小学1年生の参加者が夏休みの宿題で6年生まで毎年調べたいと熱心にメモする姿から、環境への関心がうかがえます。
 身近な水辺の調査を継続することで、水辺を大切にする気持ちが生まれます。同時に行ったアンケートには、▼きれいな川や海がいつまでも江東のまちにありますように▼川辺の散歩道を自然なままで▼あまり人工的にしないでほしいと、自然を望む声が多く寄せられたのが印象に残ります。
 江東区は江戸時代から埋立てで造られた、いわば人工都市。景観だけでなく温暖化やヒートアイランド対策から、区は積極的に水辺の再生や散歩道の整備を進めていますが、江東区の「自然」ってなんでしょうか?「江東区にもっと豊かな自然を」重要な課題です。

外に出ようアンケート調査、気楽なちょっとした支え合い
 今年、20代から70代まで62名の方に直接会って話を伺うアンケート調査を行いました。その中で「どんな活動があれば参加したいですか」という問いに、▼誰でもいつでも気楽にできるボランティア▼買い物や話し相手▼ちょっとした家事援助など、また▼ご近所の力をパワーアップさせたいという力強い声もありました。
 手助けを「して欲しい人」と「したい人」が顔の見える地域で支え合う地域づくりを望んでいることがわかります。
 ファミリーサポート事業や地域見守り事業、ボランティアセンターなど支え合いの仕組みはありますが、アンケートから「気楽な」「ちょっとした」というキーワードが見え、お互い様の気持ちを育てながら、緩やかにつながり支え合う仕組みづくりという課題がみえます。

「ひとこと提案」募集中!食の安全、防災、保育園…
 現在も募集中の「ひとこと提案」には、具体的な地域課題や国の政治に対する不信とともに将来に対する不安が多く寄せられました。
 ▼所得によって教育の格差があるのは不平等だ▼子育てにお金がかかりすぎる▼働きたいが保育園に入れない▼若者の将来はどうなるのだろう?自分の老後と同様心配だ▼食の安全・安心がますます不安▼高齢者を抱えているので災害が心配」など。
 江東ネットは調査や活動を通して見えた課題とともに、皆様からの「ひとこと」をもとに「市民政策」をつくり、具体的な提案につなげます。