2015年。3月10日と3月11日に思う。

2015年3月18日 10時01分 | カテゴリー: トピックス

70年前の3月10日、東京大空襲。

70年経った今、開戦前に敵国の経済的な弱点を探る情報機関がまとめた機密報告書が見つかった。

機密文書では英米両国の強大さを指摘するデータを示しているが、戦争回避を提言していない。

「社会全体がずるずると戦争へ動いていくのを、誰も止められなかった」(原朗(あきら)東大名誉教授:現代日本経済史)…歴史を忘れてはならない。

 安倍政権は、昨年7月に集団的自衛権行使容認を閣議決定。軍事費(防衛関係費)3年連続で増額。憲法を変えることを視野に入れ、「戦争する国」づくりをすすめている。 

戦争は人が起こすもの・・・。

多くの犠牲者を出し、多くを破壊した第2次世界大戦。

 

4年前の3月11日、東日本大震災、福島第1原発事故。

大震災と津波、あの衝撃は今も忘れない。 

とうとう起こってしまった原発事故。私たちは原発を止められなかった。

スリーマイルとチェルノブイリ、2つの原発事故が起こり、原発はいらないと行動してきたのに、いつの間にか58基に。私たちは何をしてきたのだろう。市民の声では国は動かないのか・・・と、無力感さえ感じた。

 

時を同じくして、訪日したドイツのメルケル首相と安倍首相とが並ぶ姿は、ドイツと日本、同じ敗戦国の戦後処理の仕方と3.11後の原発政策。2つの国の有り方の違いを見せつけられ、なぜ日本は歴史に向き合わないのか、脱原発に向かえないのか・・・考えてしまう。

 

「忘れません」と戦争をしないと誓った日本。この70年間、戦争で誰も死ななかった。

最悪な原発事故を引き起こしてしまった日本。いまだ、放射能漏れを起こし、核廃棄物は増え続け、収束には程遠い。

戦争も原発も、人が考え、人が起こすもの。だからこそこれからの歴史をつくる私たちが、忘れずにあきらめずに、日本を、地球を、未来を創っていきたい。