子どもたちに真実を学べる教科書を手渡すため、私たちにできること

2015年6月25日 15時32分 | カテゴリー: トピックス

619日 教科書展示会へ行きました~

今年、教育委員会は2016年度から4年間使う中学校の教科書を選びます。その中には歴史の事実を歪め、日本国憲法を敵視し、戦争できる国をめざす「育鵬社」「自由社」の社会科教科書も含まれ、採択されるおそれがあるとの情報を得たので、教科書展示会へ足を運び、実際に教科書を見比べてみました。 

公民  現在使われている「東京書籍」と比較

≪平和主義と自衛隊≫                                「育鵬社」の教科書では『自衛隊は日本の防衛には不可欠であ~中略~ 憲法9条に違反していないものと考えられる』と記述されています。「東京書籍」では『自衛隊は憲法9条に反するのではないか、との議論もあります』と反する・反しないを併記し学習課題としています。

≪働くことの意義や役割≫                              「育鵬社」の『ニートは学校にも通わず就職もしない』と自己責任のように描かれている記述に違和感がありました。

 歴史  現在使われている「教育出版」と比較

≪天皇と神話≫                                          「育鵬社」の教科書は神話(古事記・日本書紀)が歴史事実のようにとれる表現があり、『211日の建国記念の日は神武天皇が即位した日を記念したものです』との記述もありました。

≪沖縄戦と集団死≫                                 「教育出版」では『日本軍によって集団で自決に追い込まれた人々もいました』と記述されていますが、「育鵬社」に『日本軍によって~』という記述は見当たりません。

 

 文部科学省の検定済み教科書なのに、どれも同じではありませんでした。実際に見比べると、違いがあることがわかります。

では、真実を学べる教科書を子どもたちに手渡すために、私たちは何をすべきでしょうか。

 江東区では教科書センターで教科書展示会が開催されていて誰でも展示を見ることができるので、できるだけ多くの市民、保護者の皆さんが展示会場に足を運んで意見を書くことです。難しく考えることはないので思ったことを書きましょう。全てを見ることは大変ですが、興味のある視点に絞って教科書を見比べるとわかりやすいです。

江東ネットは教育委員会の傍聴をして教科書が採択される経緯を見守り、意見を届けていきます。

   ―教科書展示会会場のご案内―

  ●教育センター2階 教科書センター

     72日(木)まで開催            

   9時~20時  土・日は9時~17